Hyper-Vを導入しましたが
グラフィカルなインタフェース(GUI)やエクスプローラーなどは使えず、
操作はコマンドラインインタフェース(CUI)です。

このままでは使いづらいのでリモート管理を有効にします。

クライアントPCがWindows10 proの場合のHyper-vをリモート管理する方法です。

Windows10の検索ボックスで
「Windows 機能」と検索すると
“Windows の機能の有効化または無効化”
というのが見つかります。
それを選択し設定を立ち上げます。

上から3番目に
Hyper-vというのがありますので+で展開し
Hyper-v 管理ツール→>Hyper-v GUI管理ツールにチェックを入れてOKを押し
インストールします。
インストールが完了したら

Windows10の検索ボックスで
「Hyper-v」と入力すると
”hyper-v マネージャー”というアプリが追加されます。

※RSAT(リモートサーバ管理)も入れたいところですが現時点(2015年9月)では
Windows10用の日本語RSATがありません。ロケール変更などで導入できますが
今回は割愛します。

→日本語のRSATが公開されてます。こちらを参照ください。

しかし今回、Hyper-vはワークグループ環境で構築しているのですが
その場合、これだけでは使えません。その手順を解説します。
ActiveDirectory環境ではすんなりと繋がるようですが。。
(何も見ずに簡単だろ。とセットアップしていた筆者は、はまりまくりました。。)

※ある程度大きな規模で無いとActiveDirectoryは導入していないので、なんとかならないですかね。。弊社も潤沢に検証用機器を用意できる状況でも無いですし。。
と愚痴はさておき、解説します。

■管理PCから名前解決できるようhostsの登録
C:WINDOWSSystem32driversetc
の中のhostsに
IP ホスト名という記述をします。
※管理者としてメモ帳を実行して開かないと保存できません。

例)
10.1.1.1 APIN-HV01

■Hyper-v Server側のファイヤーウォールを設定する。

ワークグループの場合は厳しいポリシーが適用されるため
Hyper-V Server側でリモート許可の設定しただけでは接続できません。

以下のコマンドをHyper-vサーバのコンソール上のコマンドプロンプトで打ちます。
※”リモート デスクトップ”といった文字列はスペースも含め正確に入力する必要があります。。

netsh
advfirewall
firewall
set rule group=”リモート デスクトップ” new enable=yes

この時点でリモートデスクトップが繋がるようになるので
以下のコマンドはコピペで対応可能です。
(実はここまで相当時間かかってしまいました。。恥ずかしい。。)

リモートデスクトップで接続し管理者でログインします。
コマンドプロンプトで以下を打ちます。

netsh
advfirewall
firewall
set rule group=”ファイルとプリンターの共有” new enable=yes
set rule group=”Windows リモート管理” new enable=yes
set rule group=”リモート イベントのログ管理” new enable=yes
set rule group=”リモート ボリューム管理” new enable=yes

 

これでサーバ側のファイヤーウォールの設定は完了です。

まだまだ続きます。
次は
管理PC側の設定をします。

●winrmサービスの起動
検索で”サービス”と入力し
サービスの管理コンソールを起動します。

windows remote management
を探して開始します。

●ツールの取得
Hyper-Vのリモート管理のための設定を自動的に行ってくれる
HVRemote.wsfというツールを利用します。
msdnのサイトからダウンロードします。
https://code.msdn.microsoft.com/HVRemote
※Windows10はサポートに入ってないのですが使えました。

●DCOM(Distributed COM)に対するAnonymous(匿名)アクセスを許可する。
コマンド プロンプト(管理者)で以下のコマンドを実行します。

 cscript hvremote.wsf /anondcom:grant /override

※/overrideをつけないと
*****
***** ERROR: This OS release is unsupported. Use the /override parameter to
***** force HVRemote to assume Windows 8.1/Windows Server 2012 R2 behaviour.
***** This may fail and have unintended side effects.
と怒られます。
●WinRM の信頼されたホストを追加
続いて以下を実行

 winrm set winrm/config/client @{TrustedHosts=”apin-hv01″}

※接続するHyper-vサーバ名はapin-hv01の例です。

●Hyper-Vサーバに接続する資格情報を登録

 cmdkey /add:apin-hv01 /user:apin /pass

※接続するHyper-vサーバ名はapin-hv01、ユーザー名がapinの例です。

管理PC側の設定は完了です。
もう少しです。

●サーバ側でHyper-V Administratorsグループにユーザー登録する

先ほどダウンロードしたHVRemote.wsfを
Hyper-v Serverへエクスプローラ経由でコピーします。

\Hyper-V Serverのコンピューター名C$

●リモートデスクトップでアクセスし
先ほどコピーしたHVRemote.wsfを使って以下のコマンドを実行します。

 cscript hvremote.wsf /add:apin

※ユーザー名、apinの例です。

これでリモートからの管理が可能になります

hyper-v005-1024x781
次回はHyper-V上にゲストOSを立てます。