前回組み立てたNUC(NUC5i5RYH) に無償のHyper-V Server 2012 R2を入れてみたいと思います。
まずは環境準備です。
作業用のPCとNUC、USBキーボードとモニタを用意します。
モニタですがNUCにはミニディスプレイポートとミニHDMIポートがあります。
筆者はSurfacePro3用にミニディスプレイポート-HDMIのケーブルを持っていたので
ミニディスプレイポートに接続しています。
↓こんなやつです。1000円程度で買えます。

Mini DisplayPort オス → HDMI メス 変換アダプタ

■Hyper-V Server 2012 R2のイメージファイルをダウンロード
以下のURLからISOイメージをダウンロードします。(マイクロソフトアカウントが必要です。)
https://technet.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/dn205299.aspx
■ISO ファイルからブート可能な USB フラッシュ メモリを作成するためのツールの取得
・「Windows 7 USB/DVD download tool」というツールを以下のマイクロソフトのサイトからダウンロードします。(windows10でも使えました。.netfarmwork2.0が必要です。古い。。)
http://www.microsoftstore.com/store/msusa/html/pbPage.Help_Win7_usbdvd_dwnTool
・ダウンロードしたHyper-V Server 2012 R2のISOファイルをUSB/DVD download toolで
ブート可能な USBメモリを作成します。
使い方は ISOと書き込むメディアを指定するだけです。
DVDtool-276x300
■Hyper-V Server 2012 R2インストール
作成が完了したらNUCのUSBメモリスロットに挿して電源を入れます。(biosはデフォルトのままで起動しました。起動しない場合はBIOSでブートの順番設定でUSBを優先にしてください)

・Hyper-V Server のインストールが始まります。
言語とキーボードの種類を選択→ライセンス条項に同意→インストールの種類を選択
(インストールの種類では、新しく Hyper-V Server をインストールするので、カスタムを選択します。)
→Hyper-V Server をインストールする場所を選択→NUC に内蔵した SSD ドライブを指定。
で、あっという間にインストールは完了しました。(5分ほど)

Hyper-V Server のインストール後、 最初に Administrator のパスワードの変更が要求されます。
任意のパスワードを設定します。
パスワードを変更しログインが完了すると Hyper-V Server のコンソールが表示されます。

とてもシンプルで
[サーバー構成]と[コマンド プロンプト]だけです。

hvgamen01-1024x507

 

ログインすると[アクティブなネットワーク アダプターは見つかりませんでした] という警告がでます。
■NICドライバーのインストール
実はNUCは標準ではWindowsServer系OSのNICドライバーがあたりません!
そこでWin8用のドライバーを加工して認識させます。
インテルの以下のサイトで
https://downloadcenter.intel.com/product/83255/Intel-NUC-Kit-NUC5i5RYH

LAN: Intel® Gigabit Ethernet Controller driver for Intel® NUC
をクリックして
「PROWin8.1_64_20.2.exe」(2015年9月現在)をダウンロードします。
ダウンロードしたPROWin8.1_64_20.2.exeを実行します

ファイルが展開され
[インテル ネットワーク コネクション インストール ウィザードにようこそ]
の画面が表示されるので、何もせずにそのままにしておきます。
その状態でエクスプローラーから
<C:Usersユーザー名AppDataLocalTempRarSFX0PRO1000Winx64>
フォルダーを開き、「NDIS64」フォルダーごと任意の場所にコピペします。
コピペが完了したら、
[インテル ネットワーク コネクション インストール ウィザードにようこそ]
キャンセルし、終了します。

コピーした 「NDIS64」フォルダ内の
“e1d64x64.inf” をメモ帳で開きます。

[ControlFlags] セクションの以下の 3 行を削除します。

ExcludeFromSelect =
PCIVEN_8086&DEV_153A,
PCIVEN_8086&DEV_153B

[Intel.NTamd64.6.3.1] セクションの
%E1559NC.DeviceDesc% = E1559.6.3.1, PCIVEN_8086&DEV_1559

%E15B8NC.DeviceDesc% = E15B8.6.3.1, PCIVEN_8086&DEV_15B8&SUBSYS_00011179(最終行)
までをコピーして
[Intel.NTamd64.6.3] セクションの最後にペーストします。

上書き保存をします。

USBメモリに「NDIS64」フォルダーごとコピーします。

・NICのドライバーインストールをします。

まずはコマンド プロンプトで、次のコマンドを実行し、
ドライバーのセキュリティ チェックを無効化します。

bcdedit -set loadoptions DISABLE_INTEGRITY_CHECKS
bcdedit -set TESTSIGNING ON

コマンドを実行したら再起動します。

再起動したらドライバーを管理するためのコマンドpnputilを使って
ドライバーをインストールします。
以下のコマンドを打ちます。

pnputil -i -a e:NDIS64e1d64x64.inf

筆者の環境では認識されたUSBメモリはEドライブでした。
(エクスプローラが無いって不便、、、disk partコマンドなどで調べました)

ドライバーのインストール時、
[ドライバー ソフトウェアの発行元を検証できません]
が表示されます
[このドライバー ソフトウェアをインストールします] を選択し続行します。

NIC が認識され、[サーバー構成] の [8 ネットワーク設定] で確認できるようになります。

これで基本セットアップは完了です。

次回はHyper-V Server 2012 R2の基本設定をします。