P2Vで仮想化したマシンを物理に戻すいわゆるV2Pのメモです。
バックアップ用途として使えると思います。

P2Vはもう一般的ですがV2Pはまだあまり情報がありませんね。

今回はVMware Workstation Player 12上にP2Vしたシステムを
物理PCへ戻します。フリーのツールで出来ます。

準備

clonezilla-live-20160203-wily-amd64.iso
をダウンロードします。
http://www.clonezilla.org/downloads.php

仮想PC側

ダウンロードした「clonezilla-live-20160203-wily-amd64.iso」
をVmware管理画面でCDドライブへマウントします。

VmwareのBIOSでCDブートしたいのですが一瞬で起動してしまうので
vmxファイルに以下の記述をして遅延させます。

bios.bootDelay=”6000″

BIOSが起動したらEscキーを押してCD-romを選択

clonezillaが立ち上がります。

あとは以下の順番で指示にしたがって操作します。

1.Clonezillaの開始
・「Default settings」を選択。
・「日本語」を選択。
・「キーマップをいじらない」を選択。
2.複製モードの選択
・「device-image」ディスク/パーティション<=>イメージを選択。
3.イメージディレクトリのマウント(保存先)の選択
・「Sambaサーバ(Network Neighborhoodサーバ)をマウント」を選択。
※筆者の環境ではUSBハードディスクがなぜか認識されず、Windowsで共有フォルダを作成しました。
・自分のIP、ネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSを設定
・サーバ(共有)のIPを設定。
・サーバのアカウント名を設定。
・アカウントパスワードを入力。
4.バックアップ
・「初心者モード」を選択。
・「savedisk ローカルディスクをイメージに保存」を選択。
・イメージの保存名の入力(デフォルトのまま)
・「コピー元のローカルディスク」を選択(Windowsであれば、CやD)
・「本当に続けても良いですか?」で「y」を入力
・バックアップが始まります。「再度Clonezillaを使用したい場合」というメッセージが表示されれば完了です。
・「0」を選択してシャットダウン

物理PC側

rufus-2.6.exeをダウンロード
http://rufus.akeo.ie/

先ほどダウンロードした「clonezilla-live-20160203-wily-amd64.iso」
をUSBメモリに焼き、ブート可能にします。

USBでブートします。※ 3.イメージディレクトリのマウントまではバックアップの時と一緒です。
1.Clonezillaの開始
・「Default settings」を選択。
・「日本語」を選択。
・「キーマップをいじらない」を選択。
2.複製モードの選択
・「device-image」ディスク/パーティション<=>イメージを選択。
3.イメージディレクトリのマウント(読込先)の選択
・「Sambaサーバ(Network Neighborhoodサーバ)をマウント」を選択。
※筆者の環境ではUSBハードディスクがなぜか認識されず、Windowsで共有フォルダを作成しました。
・自分のIP、ネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSを設定
・サーバ(共有)のIPを設定。
・サーバのアカウント名を設定。
・アカウントパスワードを入力。
4.リストア
・「初心者モード」を選択。
・「restoredisk イメージをローカルディスクにリストア」を選択。
・先ほど保存したバックアップイメージを選択
・リストアするディスクを選択
・「Enter」を押して続けて下さい」でENTER
・「本当に続けても良いですか?」で「y」を入力
・「再度問い合わせさせて下さい。本当に続けても良いですか?」で「y」を入力
・リストアが実施されます。「再度Clonezillaを使用したい場合」というメッセージが表示されれば完了です。
・「0」を選択してシャットダウン

VMware Workstation Player 12上で動いていた古いOSを新しいHWにV2Pした場合は
ドライバーを見つけるのが大変ですのででご注意

バックアップ用途として同じマシンに戻しドライバーが確保できていれば
P2Vをしておき、保存しておけば、いつでも物理に戻せるのでかなり使えそうです。